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#オリジナル小説 #SS #コメディ(?) 嫉妬というには激しすぎる

mugi


はい。あーん。にっこり笑いながら差し出されるそれに汗がだらだらと流れていく。拳を握りしめ口を真一文字に結ぶ。あの女にはデレデレしてそれか?そんな態度か?嫁の料理は食えんのか?意を決してくとを開くと、それが放り込まれた。口のなかを襲う猛烈な刺激に悶絶する、震える手もそのままに衝動に耐えた、決死で飲み込んだが、げほげほと噎せた。痛い、死ぬ、ヒリヒリする。満身創痍の俺の目の前で彼女はマグマの如く赤く染まったカレーをスプーンですくってにっこり笑う。嫉妬というには激しすぎるそれ。そんな君も愛してるぜ。虫の息の俺に激辛料理を突っ込んできた。
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Posted bymugi

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