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#オリジナル小説 #BL #ほのぼの 500円コース03

mugi

表紙11


その人は持っていた傘を子猫のダンボールのうえに被せて雨に濡れないようにしてあげていた。何かいいながらその子猫の頭を撫でている。その間もざあざあと降りしきる雨はその人へと降り注いで、なにひとつとして濡れていなかったその人の制服をびしゃびしゃに濡らしていく。それでもその人は気にしていないようだった、自分よりも猫が濡れないようになったことにほっとしているのかその顔には笑みさえ浮かんでいる。
「素敵な人だ」
思わずぽつりと呟いた。無意識のうちに呟いた言葉だったけれど突然夢の内容が脳裏に過ぎって、はっと首を振るう。


※BLです。全年齢ですが苦手な方は気をつけてください
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Posted bymugi

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