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#オリジナル小説 #ホラー 密室02

mugi

表紙10

ノブに手をかけたところでまた電話の声を思い出す。地下室へ閉じ込められたままいたって仕方がない。ぐっと手をかけて扉を開ける。明るい光が差し込んできて目を細める。久々の太陽。喜んだのもつかの間、青空に向かって聳え立つビルの群れその中を我が物顔で闊歩する物体があった。だらりと弛緩した手足、腐った臭い、白く濁った瞳。ゾンビだ。そう としか形容出来ない物体がそこにはいた。

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Posted bymugi

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