FC2ブログ

うさぎの皮を被ったねこ

#オリジナル小説 #ホラー 密室01

0
気づくと窓もドアもない真っ白な部屋にいた。あるものは、自分が今いるベッドと、丸テーブル、黒電話、紙コップ何故自分がここにいるのか、思い出せない  密室...

#オリジナル小説 #SS 狭き門

0
メェメェメェ、憐れな子羊たちが鳴いている 「どうか罪をお許しください、お許しください」 メェメェメェ、憐れな子羊たちが泣いている 「どうか罪をお許しください、お許しください」 んーんーんーそれにはノーとしか僕はお答えすることができないのです。君達は知らないのかい?知らないんだろうねぇ、許しを請えば許してもらえるだなんて思っている憐れな子羊たちだから。明日焼かれてしまう野の花がどうして許されるか知っ...

#オリジナル小説 #ヒューマン 死に旅05[完]

0
 一緒に逝こうって言ってくれたのに。向こうでパパに紹介するの。此処まで一緒に来てくれた人だって、友達になったんだって。それにおじさんはあんなにも泣いていた。大人なのにあんなに泣いて。あのひとをひとりきりにしたらまた泣いてしまうかもしれない。一人ぼっちで泣くのはすごく寂しいことだってゆいなは誰よりも知っている 死に旅05...

#オリジナル小説 #ヒューマン 死に旅04

0
 「可愛い!それ猫の形!」「そう!ゆいなちゃんも作ってみて」「こう?」「うんうん、上手上手!」キッチンから声が響いてきた。俺と接している時よりも明るい声に安心する。相手が自分にとっての脅威でなければあの子はあんなにも人懐っこく、明るい子なのだと知った。子どもは無邪気であるべきだ、そうでない環境を大人が作るべきじゃない 死に旅04...

#オリジナル小説 #ヒューマン 死に旅03

0
 「きれいだね」子どもの言葉と自分の想いが重なった。ああ、俺はまだこの光景を美しいと思える心があったのか、ほっとするのと同時に寂しい思いがこみ上げる。この光景を見ているのは俺と、知り合ったばかりの子ども。一番一緒にいたい、君だけがいない死に旅03...

#オリジナル小説 #ヒューマン 死に旅02

0
 「おじさんは、死んでしまう前に行きたい場所はないの?」「君は?」そうか、この子は行きたい場所があったのか。けれど聞き返しても返答がない、信号が青になって車を走らせる。「どうぶつえん」ぽつりと零された言葉。「動物園に行きたい」 死に旅02...

#オリジナル小説 #ヒューマン 死に旅01

0
 自殺をしようとしていた男性に、ランドセルの少女が声をかけた。「一緒に逝きたい」少女には虐待の痕がいくつも残っていた。話の内容は暗め。死に旅01...

#オリジナル小説 #短編 隣の猫

0
ふてぶてしい顔をした猫が、空き部屋である隣の扉の前に居着いた話。特に何も起こることのない、日常の話。 隣の猫...

#オリジナル小説 #短編 彼女はネクロフィリア upしました

0
upしました。2018年7月 僕は死んだ、死亡原因は単純明快心臓部を一突きされての一撃死。圧迫感は感じたはずだけれど、それほど痛みはなかったような気もする。死因は刺殺。原因はたったひとつの告白。 彼女はネクロフィリア...

#オリジナル小説 パラペッチョ様 完結しました

0
 パラペッチョ様、完結しました。 預言者パラペッチョ様が世界の終わりを告げた。 というおかしな話です。 パラペッチョ様...